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縁起がいいと言われる七福神は何の神様?見分け方とご利益はあるの?

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七福神 暮らし
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年賀状のデザインにもよく使われる七福神は、7体の個性豊かな神さまのことです。

七福神が乗っている乗り物といえば宝船ですね。七福神が宝船に乗った絵を、正⽉一⽇に枕の下に⼊れて寝ると幸運が訪れると言われる七福神信仰は京都独自の信仰で、近年になり全国に広まったそうです。

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堀切菖蒲園駅から徒歩3分「しょうぶ七福神」と呼ばれる神様が!

しょうぶ七福神は、歴史ある堀切天祖神社の末社としてこの場所にどっしりと鎮座し、地元の人たちの幸せを祈りつつ日々の生活を見守っている七福神です。七福神

なぜ、ここに七福神が並んでいるのか不思議でしたので調べてみました。

ここには元々「毛無池」と呼ばれる池がありました。大正15年に池を埋め立てた際「弁天社」が建立され、当時はその名の通り弁天様が祀られていました。

時代は流れ、平成6年に、堀切の一層の繁栄を願う意味で、七福神がこの地に大集合したのだそうです。通常、七福神はそれぞれ祀られているので、一つ一つの所在を探しながらお参りするわけですが、しょうぶ七福神は神様が全員揃っているところがポイントです‼

堀切 菖蒲七福神
所在地:〒124-0006 堀切3丁目1番8号
アクセス:京成上野線「堀切菖蒲園」下車。徒歩3分。

真ん中は、七福神唯一の女性「弁財天べんざいてん)」です。

女性もいたんですね~。初めて知りました(^o^)

誰が何の神様で、どんなご利益があるのでしょうか。

神様によってどんなご利益があるのか簡単にまとめました。

七福神は室町時代に京都が発祥の地とされています。七福神の神々の⼒をもって福運を授かろうとする巡拝は古くから⾏われていますが、特に新春に巡拝すると功徳が⼤きいそうです。

恵比須 (商売繁盛の神様、豊漁・豊作の神様)

伊弉諾尊(イザナギノミコト)の第3子といわれる七福神の中では唯一の日本の神様
平安時代の貴族の装束である狩衣(かりぎぬ)を着て烏帽子(えぼし)をかぶり、手には釣り竿、脇に鯛を抱えた姿であらわされることが多いです。鯛か釣り竿のどちらかしか持っていない場合もあります。

「釣りして網せず」のお姿から、暴利をむさぼらない清い心を持った神さまであると考えられ、商売繁盛の神さまとして広く知られるようになりました。

大黒天 (財宝・開運・子孫繁栄の神様)

ヒンドゥー教のシヴァ神の化身である摩訶迦羅(マハーカーラ)天でした。「マハー」はサンスクリット語で「大」、「カーラ」は「黒」という意味です。日本古来の神様の大国主命(オオクニヌシノミコト)と「大国」と「大黒」が似ている事から一体化しました。

打ち出の小槌と大きな袋を持ち、米俵の上に乗った姿であらわされることが多いです

弁財天 (財運・音楽・芸能の神様)

ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティーがモデルと考えられている唯一の女性で、羽衣をまとい琵琶(びわ)を持っています。羽衣をまとい冠をつけ、琵琶を弾く天女の姿であらわされることが多いです。芸術家をめざす人や芸能人に芸運を授けます。知恵や弁舌、縁結びをつかさどるともいわれています。

毘沙門天 (福徳・厄除けの神様)

ヒンドゥー教のクーベラ神で、ヒマラヤの山に住みインドの北を守る神さまとされていました。
仏教に取り入れられてからは仏法の守護神になり、四天王の一人「多聞天」としても有名です。
勝負事の神様で、武器で厄払いをする軍神。甲冑を身にまとい、右手には先が三つに分かれた矛(ほこ)を、左手には宝塔を持った姿であらわされることが多いです。

上杉謙信などが信仰した軍神です。

布袋和尚(布袋尊)(家庭円満、福徳の神様)

七福神のなかでは唯一実在した人物で、一説によると中国の唐代末期の禅僧・契此(かいし)がモデルであるとされています。小柄で太鼓腹、着物をきちんと着ておらず、胸やお腹を出した様子で描かれることが多いです。

いつも大きな布袋を担いで放浪していたため、その名がつきました。「泣いて暮らすも一生。笑って暮らすも一生。同じ暮らすなら笑って暮らせ」という布袋和尚の生き方が、至福の象徴になっています。

中国では、釈迦の没後56億7千万年の頃に現れ人々を救う弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身と考えられています。

福禄寿 (長寿延命・立身出世・子孫繁栄の神様)

古代中国の道教の神で、南極老人星(りゅうこつ座のカノープスという星)の化身とされています。
中国ではめったに見ることができなかったため、世の中が平和なときにのみ出現する星や、皇帝の寿命を支配する星と信じられていたようです。

杖や巻物を持ち、白くて長いひげに長頭の老人の姿であらわされることが多いです。鶴を従えていることもあります。

寿老人 (長寿延命・諸病平癒の神様)

道教の神で南極星の化身の南極老人とされ、福禄寿とプロフィールがあまりにも似ていることから、一つの神として考えられていたことも。寿老人も背は低く、身の丈三尺(約90cm)といわれ、長い頭に長い白髭、巻き物をつけた杖を持ち、鹿をつれている姿で描かれています。鹿は玄鹿(げんろく)と呼ばれ長寿の象徴とされ、ロクは禄に通じることから、延命長寿、福禄の神とされています。

柴又七福神めぐり

堀切菖蒲園のしょうぶ七福神は一か所にありますが、柴又は7か所に祀られています。

恵比寿天 :医王寺(いおうじ)

  • 住所:柴又5-13-6
  • 御開帳の期間:1月1日から1月7日
  • 北総線:新柴又駅下車

福禄寿:万福寺(まんぷくじ)

  • 住所:柴又-6-17-20
  • 御開帳の期間:1月1日から1月31日
  • 京成金町線:柴又駅下車

宝袋尊:良観寺(りょうかんじ)

  • 住所:柴又3-33-13
  • 御開帳の期間:1月1日から1月7日
  • 京成金町線:柴又駅下車

毘沙門天:題経寺(だいきょうじ)<帝釈天>

  • 住所:柴又7-10-3
  • 御開帳の期間:1月1日から1月7日
  • 京成金町線:柴又駅下車

大黒天:宝生院(ほうしょういん)

  • 住所:柴又5-9-18
  • 御開帳の期間:1月1日から1月7日
  • 北総線:新柴又駅下車

弁財天:真勝院(しんしょういん)

  • 住所:柴又7-5-28
  • 御開帳の期間:1月1日から1月7日
  • 京成金町線:柴又駅下車

寿老人:観蔵寺(かんぞうじ)

  • 住所:高砂5-5-2
  • 御開帳の期間:1月1日から1月15日
  • 京成本線:京成高砂駅下車
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