3月に入り気温も暖かく、最高気温も4月上旬並みになるなど、もう春ですね~(^^♪
そうすると、テレビでも桜の開花時期についての話題が多くなってきました。
日本人は桜好きですから、今か今かと桜の開花を待つ人も多いと思います。
2024年の桜の開花時期がいつになるのか、誰でも出来る計算法で、予想してみたいと思います。
桜開花の条件は気温/400度の法則・600度の法則
桜の木は、秋に葉を落とし、冬の初めから休眠に入ります。
そして、真冬の寒さに、花の芽は目を覚まします(休眠打破)。
目を覚ました後は、暖かさによって成長し、春に開花します。
落葉→低温による休眠打破→気温上昇という条件が全て揃うことが必要です。
2月1日以降、毎日の平均気温を積算して400℃を超える頃が、桜の開花日になる。
これは400度の法則です。
一方、2月1日以降、毎日の最高気温を積算して600℃を超える頃が、桜の開花日になる。
これは600度の法則です。
平均気温を積算するより、その日の最高気温を積算する方が簡単ではありませんか?
テレビやネットの天気予報で、最高気温の情報は簡単に得られます。
ですので、400度の法則よりも600度の法則の方が、計算するには簡単で分かりやすいです。
それでは、600度の法則で桜の開花はいつ頃になるのか、計算してみたいと思います。
600度の法則で計算すると2024年の桜開花はいつ頃か?
東京を例に予想してみましょう。
2月は暖かい日もありましたが、平年並みの気温も多く、積算気温は2023年(3月14日に開花)よりもなだらかです。
3月の週間予報を積算すると、3月15日には550℃に達します。
そうすると、日本気象協会が3月6日に開花予想を発表した時は、東京の桜開花は3月19日から始まり、3月25日に満開となる見込みとの事でしたが、寒の戻りもあり、開花予想は25日に修正されたようです。
今年の開花予想は、かなり天候に振り回されているようですね💦
従いまして、今のところ、2024年の桜開花予想は、3月23日頃との事ですが、今週末は気温が高くなる予想…、果たしてどうなる事でしょうか。
昨年は、東京の靖国神社にあるソメイヨシノが数輪咲いているのが確認され、開花発表されたのが3月14日でした。
平年より12日早く、過去最も早い開花となりました。
この法則によると、今年は、昨年よりも遅い開花となりそう……というレベルではありませんでした!!
《開花600℃に異変》
2月1日~3月18日までの合計は、すでに613.3℃ですが、3月28日までの合計は、なんと732.2℃(62年ぶりの730℃超)
「600℃の法則」の計算方法で誤差は、最大3日は許容範囲といわれて
います。
誤差があるにせよ、自分で計算してみると、桜開花の楽しみも倍増しますが、この異例には、もう計算の楽しみも無くなってしまいますね。
しかし、今度は余計に開花が待ち遠しく思われ、毎日、いつかいつかと待つのもいいですね。
ちなみに、北海道の方、お知らせです。北海道は500度の法則だそうです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。